中学校社会科【第1学年】 古代までの日本日本の原始時代

単元の概要

本単元では、日本列島に人々が住み始め、狩猟・採集を行っていた人々の生活が農耕の広まりとともに変化していったことや、石器や土器などの道具の進歩とともにちいきのまとまりが”むら”から”くに”に発展していくまでの過程を学びます。さまざまなところで発掘が行われ、我々の祖先の生活の様子が明らかになっています。新しい発見も多く、今までの原始時代の見直しが進められています。このことも踏まえながら、想像図などの資料も活用し、原始時代の人々の生活やその変化について調べたり考えたりしていきましょう。

学習のねらいと手だて

農具と土器づくりの様子
  • 日本列島における農耕の広まりと生活の変化や当時の人々の信仰などを通して、東アジアの影響を受けながら、わが国の国家が形成されたことを理解させる。
  • 新たな遺跡や遺物の発見による考古学などの成果の活用を図るようにする。また、想像図などの資料を活用しながら、当時の人々の生活の変化を考えさせる。

指導計画(総合時数4時間)

学習活動と内容

Ⅰ)私たち日本人の祖先はどこから来たか考える。

  1. 日本列島の成り立ち
  2. 日本人のルーツ

指導・支援上の留意点-展示物など

テーマ館展示映像「大陸から来た動物と人類の登場」や各地の遺跡などをもとにして、どんな発見や説があるか調べさせる。

  • 「大陸から来た動物と人類の登場」映像

時間

1時間

学習活動と内容

Ⅱ)旧石器時代や縄文時代のくらしについて考える。

  1. 土器の使用
  2. 縄文人の生活あと

指導・支援上の留意点-展示物など

テーマ館の展示資料をもとに、縄文時代の生活について調べさせる。

  • 石器の用途と使い方
  • 縄文時代パネル
  • 土器類、道具類、貝塚、埋葬人骨など

時間

1時間

学習活動と内容

Ⅲ)稲作を通した人々の暮らしを調べ、縄文時代から弥生時代の生活の変化について考える。【博物館での学習】

  1. 大陸から渡ってきた稲作民の暮らし
  2. 縄文時代との違い

指導・支援上の留意点-展示物など

稲作伝播の様子をテーマ館展示映像「路」から調べさせる。

弥生時代の人々の生活と社会の変化を、探究館の展示や展示映像「海を渡ってきた文物」などをもとに調べさせる。

  • 「路」映像
  • 長野小西田遺跡展示

時間

1時間

学習活動と内容

Ⅳ)現代と原始時代の生活を比較する。

  1. 原始時代の道具や生活の様子を調べる。
  2. 現代の生活で使う道具と比較し、原始時代の生活についてまとめる。

指導・支援上の留意点-展示物など

「旧石器時代から古墳時代の北九州」の展示を注意深く見学させる。

原始時代と現代の道具を比較することによって当時の生活を理解させる。

時間

1時間

学習展開例(1時間扱い)

大陸から渡ってきた稲作民のくらしについて調べよう。

博物館での学習:0.5時間

学習活動

Ⅰ)展示映像「路」や説明パネル「稲作の始まり」をみて稲作の伝播について調べる。


Ⅱ)復元住居を見学させたり、発掘品を調べたりすることで、弥生時代の生活がどのようなものだったかを考える。

指導・支援上の留意点

どこからどのようにして日本に稲作が伝わったかを確認させる。

日本各地に稲作が広がったことをイメージさせるために、わが国の代表的な弥生時代の遺跡の位置を確認させる。


住居については、縄文時代から「竪穴住居」であることを押さえる。

石包丁や田げたなどをどのように使用したかもイメージさせる。

稲作に始まりに伴い、集団をまとめる人間が出現するようになり”くに”としてのまとまりが出来るようになったことに気付かせる。

展示物など

  • 展示映像「路」
  • 説明パネル「稲作の始まり」

  • 弥生時代復元住居
  • 石包丁
  • 弥生土器
  • 高坏
  • 広形銅矛

縄文時代との違いについて考えよう。

博物館での学習:0.5時間

学習活動

Ⅲ)テーマ館の展示物や展示映像をみてそれぞれの時代で使用されていた道具などの名称を記録し、使用目的をまとめる。


Ⅳ)縄文時代と弥生時代の生活の違いをまとめる。

指導・支援上の留意点

土器については、比較を通してそれぞれの特徴をまとめさせる。

弥生時代になって使用されるようになった道具(金属器)にも着目させる。


今までに調べたことを踏まえて、縄文時代と弥生時代の違いをまとめさせる。その際に、狩猟や採集が中心の生活から、農耕が中心の生活への変化に着目させる。

稲作や金属器が伝わったことで人々のくらしが変わったことに気付かせる。

展示物など

土器

  • 縄文土器
  • 弥生土器

道具

  • 貝輪(縄文)
  • 木製農具(弥生)
  • 鉄器(弥生)

  • 縄文人と弥生人

 

博物館での学習

大陸から渡ってきた稲作民のくらしについて調べよう。

人々の生活や社会の仕組みに大きく影響を与えた稲作の伝来について、どこからどのようにして伝わってきたのかを、展示映像や展示パネルを見て調べていきましょう。また、探究館に展示している「弥生時代の復元住居」やテーマ館の展示品、「縄文人と弥生人」などを見学することで、弥生時代の人々がどのような生活を送っていたのかを想像してみましょう。

弥生時代復元住居内部
弥生時代復元住居内部
石包丁
石包丁
ああああ
ああああ

POINT
石包丁のほか、稲作には田下駄や木製のくわなどが利用されていました。様々な道具にも目を向けてみましょう。

縄文時代との違いについて考えよう。

弥生時代には、農耕が広がっていきました。そのため農具も発達していきました。また、大陸から青銅器や鉄器などの金属器も多く伝わってきまhした。テーマ館の展示品を見ながら、縄文時代の道具と比較し、その使用目的について考えてみましょう。また、縄文時代と比べて、弥生時代のくらしがどのように変化hしていったのかを考えてみましょう。

縄文土器の変遷
縄文土器の変遷
鉄器
鉄器

弥生時代になって利用されるようになったものを取りあげ、人々の生活や社会がどのように変化したのかを考えてみましょう。例えば、青銅器(銅剣や銅鐸、銅鏡など)を使う目的を調べると、kのころからその集落などを支配する人々が現れて”むら”や”くに”を形成し、やがて王が一帯を治める古墳時代へとつながっていくことがわかります。

ワークシート日本の原始時代

大陸からわたってきた稲作民のくらしについてしらべよう。

弥生時代の人々は、どのような生活をおくっていただろうか。復元住居から調べてみよう。

弥生時代の復元住居
弥生時代の復元住居

住居について

  • 竪穴住居。
  • どんぐりの保存。
  • 農具がある。

食べていたもの

  • どんぐりや穀物類

道具について

  • きねとうす。
  • くわ。

縄文時代との違いについて考えよう。

01)展示品や映像から使っていた道具や土器、食べていたものなどを調べ、まとめよう。

縄文時代

土器
縄文土器

名称:

使用目的:

道具
石器

名称:

使用目的:

名称:

使用目的:

食べ物

02)1と2の(01)より弥生時代の生活の特色を、縄文時代と比べながらまとめよう。

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