授業での利用について
博物館の楽しさを授業に


実際に実物の展示を見たり、触ったりすることのできる博物館での授業は、子どもたちに多くの発見と大きな感動を呼び起こします。当博物館では、博物館の「もの」と「人」を活用した子ども主体の「学びとる」授業づくりをめざし、様々な形態で授業の支援を行っています。
支援する授業の形態は、「授業をどこで行うか」によって大きく2つに分けて考えています。
支援する授業の形態は、「授業をどこで行うか」によって大きく2つに分けて考えています。
(1)博物館での授業
博物館の常設展示や情報館の資料を活用した「課題追求活動」や「体験学習」等を行う場合
(2)学校での授業
出前授業について
詳細は以下のご案内をご覧ください。
ディスカバリーボックス(貸出セット)
体験学習に必要な教材や資料をセットにした箱です。実験や観察をする際に学校で準備するのが難しい機器・道具類をそろえていますので、気軽に体験学習を行うことができます。 なお、貸出をご希望の場合は、あらかじめ博物館へご連絡下さい。
ディスカバリーボックスの貸出について | |
貸出先 | 原則として学校団体、または教育団体に限ります。 |
貸出期間 | 原則として一週間 |
手続き | 貸出をご希望の場合は、あらかじめ博物館へご連絡いただき、備品申込書 兼 備品借用書を博物館へお送りください。 借用、返却とも博物館での受け渡しとなります。 借用、返却時に内容の確認を行って下さい。 備品借用申込書はこちらからダウンロードできます ![]() ![]() |
貸出費用 | 無料ですが、消耗品は利用団体でご準備下さい。 |
その他 | 破損や遺失があった場合は、必ず報告して下さい。 目的以外での使用を行わないで下さい。 |
博物館利用の手引き
学校の先生方に博物館の豊富な展示資料や人的資源を活用してもらい、学校での教育活動に役立てて欲しいとの思いから、博物館を利用した学習展開例を具体的にまとめています。 本書を活用することで、子どもたちの学習に対する興味や関心がいっそう深まることを願っています。
≫「博物館利用の手引き(平成20・21年改訂学習指導要領対応)」ダウンロードはこちら
学習内容と展示の対照表
先生方に授業で博物館の資料を活用していただきやすいよう、博物館にどのような展示資料3あるのかをお知らせする一覧表です。 北九州市内の小・中学校で使われている教科書の流れに沿って、展示資料を単元ごとに紹介しています。(平成29・30年改訂学習指導要領対応)
科目 | 対象学年/対照表 | |
社会科 | 小学校 | ![]() |
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
||
中学校 | ![]() |
|
![]() |
||
![]() |
||
理科 | 小学校 | ![]() |
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
||
中学校 | ![]() |
博物館を利用した総合的な学習の時間の展開例
年間を通じて総合的な学習の時間の指導計画の中に博物館の利用を組み込んでいただき、学校教育に博物館を生かしていただくことをご提案いたします。展開例で、どのように博物館を利用できるのか参考にされて下さい。 実際の総合的な学習の時間の計画立案に際しては、ミュージアムティーチャー(MT)がお手伝いいたしますのでご相談下さい。
対象学年/プラン名 | プランの概略 |
○ふるさとの山「皿倉山」についてグループごとに調査計画を立て、フィールド調査を行ったり、博物館を見学したりする。 ○自然や地域の歴史とふれあう活動を通じてふるさとのすばらしさや環境問題についても 考える。 |
|
○北九州の大昔から今までに環境や生息する生物がどう変化してきたのかを博物館などで調べる活動を通して、環境保全の大切さについて考える。 | |
○身のまわりの外来種についてグループごとに調査計画をたて、フィールド調査を行ったり、博物館を見学したりする。 ○外来種調査を通して、北九州市の自然環境や国際交流についても考える。 |
|
○博物館の多種多様な生物の標本をもとに、地球上の様々な環境変化が生物の生息環境にどう影響し、絶滅危惧種の増加や自然破壊につながるかを考える。 ○身近な生物(動植物)の生息状況の観察や調査を手がかりに、「人間の活動」が自然に及ぼす影響に気づき、生物としての人類が他の生物と共生していく道を考える。 |
お問い合わせ先
北九州市立 いのちのたび博物館 ミュージアムティーチャー
〒805-0071 福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1
Tel : 093-681-1011(受付時間 : 9時 ~ 17時)
Fax : 093-661-7503
≫周辺施設・観光の情報はこちらからご覧いただけます。