自然発見館


生命の多様性館からスロープをあがると、自然発見館です。
市内とその付近で観察できる地学現象や生きものなどを、「北九州の大地」、「北九州の海」、「北九州の川と池」、「北九州の林」、「北九州の草原」のコーナーでご紹介します。各コーナーでは、ジオラマを中心に、不思議な自然の姿やさまざまな生きものなどを展示しました。
北九州の地質模型
北九州の基盤地質を表しました。周辺地域の海底地質を描いたこと、約5000年前の縄文時代の海の様子を表したことなどが、大きな特徴です。
洞窟
国の天然記念物に指定されている「千仏鍾乳洞」やその他の平尾台の石灰洞をモデルにして、このジオラマを作製しました。鍾乳洞の中でみられるいろいろの地学現象を紹介しています。
北九州の磯と浜
岩屋海岸に代表される、磯と砂浜が連続する海岸の景観を再現しました。ここを生活の場としている様々な生きものたちと、厳しい環境下で生き抜くための巧みな暮らしぶりをご紹介します。
北九州の林
常緑広葉樹が生い茂る初夏の林を再現しました。林に暮らすいろいろな動物もご覧いただけます。
バイオリウム
ここでは実際に生きている動物を展示しています。タカハヤなどの魚類、大型のカブトムシなど子どもたちに人気の甲虫をはじめとして、タランチュラやオオサンショウウオも展示しています。
ベッコウトンボ
北九州市には70種を超えるトンボが分布しています。ベッコウトンボは環境省の国内稀少野生動植物種に指定されていますが、市内の限られた産地で見ることができます。
北九州の干潟
北九州市内では周防灘沿岸に干潟が見られます。とくに曽根干潟では、絶滅が心配されるカブトガニやアオギスをはじめ、多くの干潟独特の生物が見られます。
北九州の川
紫川は北九州市のほぼ中央を流れています。ここではオヤニラミやカマツカなどの魚類、カイツブリやカワセミなどの鳥類など紫川を生活の場とする生物と紫川の自然を紹介しています。