アースモール【新生代】


中生代コーナーから階段をのぼると、そこは新生代のコーナーです。
ここには、マンモス、ナウマンゾウ、サーベルタイガー、モアなどの骨格標本があり、現代の生き物の先祖たちということが実感できます。
中でも、5000万年前のブロントテリウムは、アースモールにある古生物骨格標本の中でも唯一の実物化石であり、日本にひとつしかないものです。
アンブロケタス
最初に現れた鯨類は、大きく広がった後脚で泳ぎました。
ブロントテリウム
鼻の上の角はオスだけにありました。この標本は実物の化石を使って組み立てられました。
ナウマンゾウ
日本を代表する化石の一つです。この標本は北海道で発見されたものをもとにしています。
マンモス
シベリアにいた巨大な象の仲間です。マンモスは今から1万年前に絶滅しました。
アフリカゾウ
最大の陸上動物で、特徴のひとつであるキバは上あごの門歯がのびたものです。
マッコウクジラ
ハクジラ類の一種です。額の部分には脂肪組織がおさまっていて、浮力調節などの役割があるとされています。
ニタリクジラ
ヒゲクジラ類の一種です。あたたかい海にすんでいて、主に魚を食べています。
ウシマンボウ
この標本は全長3.3メートルもあり、現在保存されているウシマンボウの標本では世界最大です。茨城県沖で1999年に捕獲され、重さは2.5トンもありました。