アースモール【地球の誕生~古生代】


38億年前の地球上に最初の生命が誕生して以来、多くの種が出現し、発展し、絶滅してゆきました。このアースモールでは、地球上に現れた生命のうち代表的なものを紹介しています。生命のたどってきたながい道のりをふりかえってみましょう。
アースモールの入り口には、地球の形成過程や地質を解説する地学現象コーナーがあり、その横には、古い時代の生物を化石等で紹介する古生代コーナーがあります。
カンポ隕石(隕鉄)
1576年、南米侵攻中のスペイン軍が伝説をもとに、「天が原」という意味の地区から巨大な隕鉄を初めて発見しました。今でもその破片の発見が続いています。
花崗岩中の晶洞
花崗岩マグマの固化時、揮発性成分がところどころに集まって、空洞をつくることがあります。その中にはいろいろの鉱物結晶が大きく成長し、晶洞をつくります。
オパール
オパールの美しい色は鉱物本来の色ではなく、鉱物粒子の微細な配列で生じた光の干渉色です。水分子を含んでいる軟らかい鉱物です。
三葉虫(オレネルス)
三葉虫は、古生代を代表する示準化石(地層の堆積した時代を決定するために有効な化石)の一つです。
ダンクルオステウス・テレリイ
古生代最大の生物(板皮類)で全長9メートルに達したと考えられています。大きなナタのような下顎にはギザギザがあり、肉食であったと考えられています。
オルサカンサス
古生代のサメの仲間で、頭の後ろに太い大きな棘があるのが特徴です。この標本は全長2.45mもあり、本種としては世界最大です。
スクレロケファルス
古生代の両生類には巨大なものがいました。スクレロケファルスは、ワニのような生活をしていた大きな両生類です。
ディメトロドン
哺乳類型爬虫類は古生代の末に栄えました。ディメトロドンの背中にある帆のような構造は、体温の調節に役立っていました。